【活用ガイド】

JVNDB-2010-001179

複数の VMware 製品の ioctl におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

複数の VMware 製品の hcmon.sys の ioctl には、サービス運用妨害 (DoS) 状態となる脆弱性が存在します。
本脆弱性は、CVE-2008-3761 とは異なる脆弱性です。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.9 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


VMware
  • VMware ACE 2.5.x
  • VMware ACE 2.0.x
  • VMware Player 2.5.x
  • VMware Player 2.0.x
  • VMware Server 2.x
  • VMware Server 1.x
  • VMware Workstation 6.5.x
  • VMware Workstation 6.0.x

想定される影響

ローカルユーザにより、サービス運用妨害 (DoS) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

VMware
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報不足(CWE-noinfo) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2009-1146
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2009-1146
  2. SecurityFocus : 34373
  3. SecurityTracker : 1021977
  4. VUPEN Security : VUPEN/ADV-2009-0944
更新履歴

  • [2010年03月23日]
      掲載