【活用ガイド】

JVNDB-2010-001145

Adobe Download Manager における任意のプログラムをダウンロードおよびインストールされる脆弱性

概要

Adobe Download Manager で使用される NOS Microsystems getPlus Download Manager の ActiveX control には、サブドメインがないウェブサイトのリクエストの処理に不備があるため、任意のプログラムをダウンロードおよびインストールされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 9.3 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


アドビ
  • Adobe Download Manager 1.6.2.60 およびそれ以前

想定される影響

第三者により、巧妙に細工されたダウンロードサイトの名前を介して、任意のプログラムをダウンロードおよびインストールされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

アドビ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2010-0189
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2010-0189
  2. Secunia Advisory : SA38729
  3. SecurityFocus : 38313
  4. ISS X-Force Database : 56370
  5. SecurityTracker : 1023651
  6. OPEN SOURCE VULNERABILITY DATABASE (OSVDB) : 62547
更新履歴

  • [2010年03月11日]
      掲載