【活用ガイド】

JVNDB-2010-001133

複数の Cisco 製品におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Cisco Adaptive Security Appliance および Cisco PIX 500 Series Security Appliance には、サービス運用妨害 (DoS) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.8 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco Adaptive Security Appliance 7.2(4.46) 未満
  • Cisco Adaptive Security Appliance 8.0(4.38) 未満
  • Cisco Adaptive Security Appliance 8.1(2.29) 未満
  • Cisco Adaptive Security Appliance 8.2(1.5) 未満
  • Cisco PIX 500 Series Security Appliance

想定される影響

TCP 接続が CLOSEWAIT 状態に留まるように巧妙に細工された TCP セグメントを介して、サービス運用妨害 (DoS) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報不足(CWE-noinfo) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2010-0149
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2010-0149
  2. Secunia Advisory : SA38618
  3. SecurityFocus : 38275
  4. ISS X-Force Database : 56336
  5. SecurityTracker : 1023612
  6. VUPEN Security : VUPEN/ADV-2010-0415
  7. OPEN SOURCE VULNERABILITY DATABASE (OSVDB) : 62433
更新履歴

  • [2010年03月10日]
      掲載