【活用ガイド】

JVNDB-2010-001126

Squid の htcpHandleTstRequest 関数におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Squid の htcpHandleTstRequest 関数には、サービス運用妨害 (DoS) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Squid-cache.org
  • Squid 2.7.STABLE8 未満
  • Squid 3.0 から 3.0.STABLE23

想定される影響

巧妙に細工された HTCP ポートのパケットにより、第三者にサービス運用妨害 (DoS) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Squid-cache.org
  • Squid Proxy Cache Security Update Advisory : SQUID-2010:2
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2010-0639
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2010-0639
  2. Secunia Advisory : SA38561
  3. Secunia Advisory : SA38570
  4. SecurityFocus : 38212
  5. SecurityTracker : 1023587
  6. VUPEN Security : VUPEN/ADV-2010-0371
  7. OPEN SOURCE VULNERABILITY DATABASE (OSVDB) : 62297
更新履歴

  • [2010年03月08日]
      掲載