【活用ガイド】

JVNDB-2010-001114

RealNetworks HelixPlayer および RealPlayer におけるバッファオーバーフローの脆弱性

概要

RealNetworks HelixPlayer および RealPlayer の common/util/rlstate.cpp には、サービス運用妨害 (DoS) 状態となる、または任意のコードを実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


リアルネットワークス
  • RealNetworks Helix Player 1.0.6
  • RealNetworks RealPlayer
レッドハット
  • Red Hat Enterprise Linux 4 (as) 
  • Red Hat Enterprise Linux 4.8 (as) 
  • Red Hat Enterprise Linux 4 (es) 
  • Red Hat Enterprise Linux 4.8 (es) 
  • Red Hat Enterprise Linux 4 (ws) 
  • Red Hat Enterprise Linux Desktop 4.0 

想定される影響

第三者により、ヒープメモリを破壊する大きい数の rule-separator 文字を含む RuleBook 構造体を介して、サービス運用妨害 (DoS) 状態にされる、または任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

リアルネットワークス レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2010-0417
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2010-0417
  2. Secunia Advisory : SA38450
更新履歴

  • [2010年03月04日]
      掲載

公表日2010/02/18
登録日2010/03/04
最終更新日2010/03/04