【活用ガイド】

JVNDB-2010-001104

Microsoft Windows の Hyper-V サーバ実装におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

x64 プラットフォーム上で稼動する Microsoft Windows の Hyper-V サーバ実装には、サービス運用妨害 (DoS) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


マイクロソフト
  • Microsoft Windows Server 2008 (x64) 
  • Microsoft Windows Server 2008 r2(x64) 

想定される影響

ゲスト OS ユーザにより、不正な一連のマシン命令を実行する巧妙に細工されたアプリケーションを介して、サービス運用妨害 (DoS) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

マイクロソフト
  • Microsoft Security Bulletin : MS10-010
  • マイクロソフト セキュリティ情報 : MS10-010
  • 絵でみるセキュリティ情報 : MS10-010e
富士通
  • 富士通 セキュリティ情報 : TA10-040A
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2010-0026
参考情報

  1. JVN : JVNTA10-040A
  2. JVN Status Tracking Notes : JVNTR-2010-05
  3. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2010-0026
  4. JPCERT 緊急報告 : JPCERT-AT-2010-0006
  5. 警察庁 @police : マイクロソフト社のセキュリティ修正プログラムについて(MS10-003,004,005,006,007,008,009,010,011,012,013,014,015)
  6. US-CERT Cyber Security Alerts : SA10-040A
  7. US-CERT Technical Cyber Security Alert : TA10-040A
  8. Secunia Advisory : SA38508
  9. SecurityFocus : 38113
  10. VUPEN Security : VUPEN/ADV-2010-0343
更新履歴

  • [2010年03月03日]
      掲載