【活用ガイド】

JVNDB-2010-001082

Apple iPhone OS のリカバリモードにおける任意のデータを読まれる脆弱性

概要

Apple iPhone OS のリカバリモードには、デバイスロックを回避される、および任意のデータを読まれる、または改ざんされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.6 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


アップル
  • iOS 1.0 から 3.1.2
  • iOS for iPod touch 1.1 から 3.1.2

想定される影響

物理的にアクセス可能な攻撃者により、メモリ破壊を誘発する USB 制御メッセージを介して、デバイスロックを回避される、および任意のデータを読まれる、または改ざんされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

アップル
  • Apple Security Updates : HT4013
  • Apple セキュリティアップデート : HT4013
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リソース管理の問題(CWE-399) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2010-0038
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2010-0038
  2. SecurityFocus : 38040
更新履歴

  • [2010年02月24日]
      掲載