【活用ガイド】

JVNDB-2010-001074

Sun Java System Web Server におけるヒープ領域のメモリ格納場所を上書きされる脆弱性

概要

Sun Java System Web Server には、ヒープ領域のメモリ格納場所を上書きされる、またはメモリ格納場所のコンテンツが漏えいする脆弱性が存在します。
本脆弱性は CVE-2010-0272 および CVE-2010-0273 と重複している可能性があります。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 10.0 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


サン・マイクロシステムズ
  • Sun Java System Web Server 7.0

想定される影響

第三者により、長い URI、または多数の空のヘッダを含む不正な HTTP TRACE リクエストを介して、ヒープ領域のメモリ格納場所を上書きされる、またはメモリ格納場所のコンテンツが漏えいする可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

サン・マイクロシステムズ
  • Sun Alert Notification : 275850
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2010-0360
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2010-0360
  2. SecurityFocus : 37648
  3. VUPEN Security : VUPEN/ADV-2010-0182
更新履歴

  • [2010年02月23日]
      掲載