【活用ガイド】

JVNDB-2009-006324

QNAP TS-239 Pro などにおける鍵を特定される脆弱性

概要

QNAP TS-239 Pro および TS-639 Pro は、特定のリカバリー鍵を生成する rand library 関数を使用するため、鍵を特定される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 5.5 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 低
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.9 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


QNAP Systems
  • ts-239 pro turbo nas 2.1.7 0613, 3.1.0 0627 および 3.1.1 0815

想定される影響

ローカルユーザにより、総当り攻撃を介して、鍵を特定される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

QNAP Systems
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 暗号における脆弱な PRNG の使用(CWE-338) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2009-3278
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2009-3278
更新履歴

  • [2012年12月20日]
      掲載
  • [2024年03月04日]
      CVSS による深刻度：内容を更新
      CWE による脆弱性タイプ一覧：内容を更新

公表日2009/09/21
登録日2012/12/20
最終更新日2024/03/04