【活用ガイド】

JVNDB-2009-006245

TheGreenBow IPSec VPN Client の tgbvpn.sys ドライバにおけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

TheGreenBow IPSec VPN Client の tgbvpn.sys ドライバは、0 の入力または出力バッファサイズに関する処理に不備があるため、サービス運用妨害 (NULL ポインタデリファレンス、およびシステムクラッシュ) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 2.1 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


thegreenbow
  • thegreenbow vpn client 4.61.003

想定される影響

ローカルユーザにより、0x80000034 IOCTL への巧妙に細工されたリクエストを介して、サービス運用妨害 (NULL ポインタデリファレンス、およびシステムクラッシュ) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

thegreenbow
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2009-2918
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2009-2918
更新履歴

  • [2012年12月20日]
      掲載