【活用ガイド】

JVNDB-2009-005901

snom VoIP phones snom 300 などの Web インターフェースにおける認証を回避される脆弱性

概要

snom VoIP phones snom 300、snom 320、snom 360、snom 370、および snom 820 の Web インターフェースには、認証を回避される、電話機を再設定される、または任意の電話機を使用される可脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 9.8 (緊急) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
CVSS v2 による深刻度
基本値: 10.0 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


snom
  • snom 300 6.5.20 未満の 6.5、7.1.39 未満の 7.1、および 7.3.14 未満の 7.3
  • snom 320 6.5.20 未満の 6.5、7.1.39 未満の 7.1、および 7.3.14 未満の 7.3
  • snom 360 6.5.20 未満の 6.5、7.1.39 未満の 7.1、および 7.3.14 未満の 7.3
  • snom 370 6.5.20 未満の 6.5、7.1.39 未満の 7.1、および 7.3.14 未満の 7.3

想定される影響

第三者により、Host ヘッダ内で 127.0.0.1 を伴う (1) http または (2) https リクエストを介して、認証を回避される、電話機を再設定される、または任意の電話機を使用される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

snom
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. スプーフィングによる認証回避(CWE-290) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2009-1048
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2009-1048
更新履歴

  • [2012年12月20日]
      掲載
  • [2024年03月01日]
      CVSS による深刻度:内容を更新
      CWE による脆弱性タイプ一覧:内容を更新