【活用ガイド】

JVNDB-2009-005863

Ziproxy における Flash のアクセスコントロールを回避される脆弱性

概要

Ziproxy は、透過遮断モードが有効になっている際、リモートエンドポイントの決定に HTTP Host ヘッダを使用するため、Flash、Java、Silverlight などのアクセスコントロールを回避される、および制限されたイントラネットサイトと通信される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.4 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


ziproxy
  • ziproxy 2.6.0

想定される影響

第三者により、クライアントに変更された Host ヘッダを伴う HTTP リクエストを送信させる巧妙に細工された Web ページを介して、Flash、Java、Silverlight などのアクセスコントロールを回避される、および制限されたイントラネットサイトと通信される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

ziproxy
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2009-0804
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2009-0804
  2. US-CERT Vulnerability Note : VU#435052
更新履歴

  • [2012年12月20日]
      掲載