【活用ガイド】

JVNDB-2009-005814

RHCS の RA コンポーネント Dogtag Certificate System における証明書リクエストを承認される脆弱性

概要

Red Hat Certificate System (RHCS) および Dogtag Certificate System の Registration Authority (RA) コンポーネントの agent/request/op.cgi には、任意のエージェントグループに対して承認待ちになっている証明書リクエストを承認される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.5 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


レッドハット
  • Dogtag Certificate System
  • Red Hat Certificate System 7.3

想定される影響

リモート認証されたユーザにより、変更されたリクエスト ID フィールドを介して、任意のエージェントグループに対して承認待ちになっている証明書リクエストを承認される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報不足(CWE-noinfo) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2009-0588
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2009-0588
更新履歴

  • [2012年12月20日]
      掲載