【活用ガイド】

JVNDB-2009-005786

SBLIM sblim-sfcb の SSL certificate setup program における任意のファイルを上書きされる脆弱性

概要

Standards Based Linux Instrumentation for Manageability (SBLIM) sblim-sfcb の SSL certificate setup program (genSslCert.sh) には、任意のファイルを上書きされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.9 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


Standards Based Linux Instrumentation (SBLIM)
  • Small Footprint CIM Broker (SFCB) 1.3.2

想定される影響

ローカルユーザにより、以下のテンポラリファイルに対するシンボリックリンク攻撃を介して、任意のファイルを上書きされる可能性があります。
(1) /var/tmp/key.pem テンポラリファイル
(2) /var/tmp/cert.pem テンポラリファイル
(3) /var/tmp/ssl.cnf テンポラリファイル
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Standards Based Linux Instrumentation (SBLIM)
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リンク解釈の問題(CWE-59) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2009-0416
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2009-0416
更新履歴

  • [2012年12月20日]
      掲載

公表日2009/02/03
登録日2012/12/20
最終更新日2012/12/20