【活用ガイド】

JVNDB-2009-005769

W3C Amaya Web Browser におけるスタックベースのバッファオーバーフローの脆弱性

概要

W3C Amaya Web Browser は、以下の不備があるため、スタックベースのバッファオーバーフローの脆弱性が存在します。
(1) EndOfXmlAttributeValue 関数が適切に処理しない
(2) ProcessStartGI 関数が適切に処理しない
(3) msgBuffer 変数に関する処理に不備がある html2thot.c
(4) msgBuffer 変数に関する処理に不備がある xml2thot.c
本脆弱性は、CVE-2008-6005 とは異なる脆弱性です。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 10.0 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


w3
  • amaya 10.0 および 11.1

想定される影響

第三者により、以下を介して、任意のコードを実行される可能性があります。
(1) 入力タグ内の過度に長い type パラメータ
(2) スタートタグ内の "HTML GI" など
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

w3
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2009-0323
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2009-0323
更新履歴

  • [2012年12月20日]
      掲載

公表日2009/01/28
登録日2012/12/20
最終更新日2012/12/20