【活用ガイド】

JVNDB-2009-005708

SILC Toolkit の silcd におけるスタック領域を上書きされる脆弱性

概要

Secure Internet Live Conferencing (SILC) Toolkit の silcd の internal HTTP server の lib/silchttp/silchttpserver.c の silc_http_server_parse 関数は、%lu フォーマットストリングの間違った使用の不備があるため、スタック領域を上書きされる、および任意のコードを実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.8 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


silcnet
  • silc toolkit 1.1.9 未満

想定される影響

第三者により、巧妙に細工された Content-Length ヘッダを介して、スタック領域を上書きされる、および任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

silcnet
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 書式文字列の問題(CWE-134) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2008-7160
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2008-7160
更新履歴

  • [2012年12月20日]
      掲載