【活用ガイド】

JVNDB-2009-005636

CMailServer の CMailCOM.dll におけるスタックベースのバッファーオーバーフローの脆弱性

概要

CMailServer の CMailCOM.dll は、POP3 Class ActiveX コントロール (CMailCom.POP3)、または Class ActiveX コントロール (CMailCOM.SMTP) がメソッドを適切に処理しないため、スタックベースのバッファーオーバーフローの脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 9.3 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


Youngzsoft
  • cmailserver 5.4.6

想定される影響

第三者により、以下のメソッドへの過度に長い引数を介して、任意のコードを実行される可能性があります。
(1) CreateUserPath メソッド
(2) Logout メソッド
(3) DeleteMailByUID メソッド
(4) MoveToInbox メソッド
(5) MoveToFolder メソッド
(6) DeleteMailEx メソッド
(7) GetMailDataEx メソッド
(8) SetReplySign メソッド
(9) SetForwardSign メソッド
(10) SetReadSign メソッド
(11) AddAttach メソッド
(12) SetSubject メソッド
(13) SetBcc メソッド
(14) SetBody メソッド
(15) SetCc メソッド
(16) SetFrom メソッド
(17) SetTo メソッド
(18) SetFromUID メソッド
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Youngzsoft
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2008-6922
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2008-6922
更新履歴

  • [2012年12月20日]
      掲載

公表日2009/08/10
登録日2012/12/20
最終更新日2012/12/20