【活用ガイド】

JVNDB-2009-005299

SAP GUI の KWEdit ActiveX コントロールにおける任意のファイルを上書きされる脆弱性

概要

SAP GUI の KWEdit ActiveX コントロールは、安全でないメソッドにより、(1) 任意のファイルを上書きされる、または (2) 任意のファイルを読まれるまたは実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 9.3 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


SAP
  • SAP GUI 6.40 Patch 29 および 7.10 Patch 5

想定される影響

第三者により、以下の影響を受ける可能性があります。
(1) SaveDocumentsAs メソッドを介して、任意のファイルを上書きされる
(2) OpenDocument メソッドを介して、任意のファイルを読まれるおよび実行される
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

SAP
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2008-4830
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2008-4830
更新履歴

  • [2012年12月20日]
      掲載

公表日2009/04/16
登録日2012/12/20
最終更新日2012/12/20