【活用ガイド】

JVNDB-2009-005297

Trend Micro NSC モジュールのファイアーウォールにおけるヒープベースのバッファオーバーフローの脆弱性

概要

Trend Micro OfficeScan、Internet Security 2007 および 2008 で使用されている Trend Micro Network Security Component (NSC) モジュールのファイアーウォールの ApiThread 関数には、ヒープベースのバッファオーバーフローの脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 10.0 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


トレンドマイクロ
  • Internet Security 2007
  • Internet Security 2008 17.0.1224
  • Trend Micro OfficeScan 8.0 SP1 Patch 1

想定される影響

第三者により、不特定のサイズフィールド内の過度に小さい値を伴うパケットを介して、任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

トレンドマイクロ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2008-3865
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2008-3865
更新履歴

  • [2012年12月20日]
      掲載