【活用ガイド】

JVNDB-2009-005296

Trend Micro NSC モジュールのファイアーウォールサービスにおけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Trend Micro OfficeScan、Internet Security 2007 および 2008 で使用されている Trend Micro Network Security Component (NSC) モジュールのファイアーウォールサービスの ApiThread 関数には、サービス運用妨害 (サービスクラッシュ) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


トレンドマイクロ
  • internet security 2007
  • internet security 2008 17.0.1224
  • Trend Micro OfficeScan 8.0 SP1 Patch 1

想定される影響

第三者により、不特定のサイズフィールド内の過度に大きい値を伴うパケットを介して、サービス運用妨害 (サービスクラッシュ) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

トレンドマイクロ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2008-3864
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2008-3864
更新履歴

  • [2012年12月20日]
      掲載