【活用ガイド】

JVNDB-2009-005247

Kaspersky Anti-Virus などにおける SYSTEM 権限を取得される脆弱性

概要

Kaspersky Anti-Virus、AntiVirus Personal、Anti-Virus 2009、Anti-Virus 2010、Internet Security、Internet Security 2009、および Internet Security 2010 には、BASES ディレクトリに脆弱なパーミション (全員: フルコントロール) を使用するため、SYSTEM 権限を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.8 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


カスペルスキー
  • Kaspersky Anti-Virus 5.0、Personal 5.0.x、6.0、7、2009、および 2010
  • Kaspersky Internet Security 2009

想定される影響

第三者により、実行形式または DLL をトロイの木馬に置換されることで、SYSTEM の権限を取得される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

カスペルスキー
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2009-4452
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2009-4452
更新履歴

  • [2012年09月25日]
      掲載