【活用ガイド】

JVNDB-2009-005239

Microsoft IIS におけるサードパーティの拡張制限を回避される脆弱性

概要

Microsoft Internet Information Services (IIS) は、; (セミコロン) 文字の前のファイル名の一部のみ使用してファイル拡張子を決定するため、アプリケーションをアップロードするサードパーティの拡張制限を回避される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


マイクロソフト
  • Microsoft IIS 5.x および 6.x

想定される影響

第三者により、最初の拡張子 (1) .asp、(2) .cer、または (3) .asa の後にセミコロンおよび安全な拡張子を含むファイル名を介して、アプリケーションをアップロードするサードパーティの拡張制限を回避される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

マイクロソフト
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報不足(CWE-noinfo) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2009-4444
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2009-4444
更新履歴

  • [2012年09月25日]
      掲載

公表日2009/12/27
登録日2012/09/25
最終更新日2012/09/25