【活用ガイド】

JVNDB-2009-005077

Mutt の mutt_ssl.c における SSL サーバになりすまされる脆弱性

概要

Mutt の mutt_ssl.c は、OpenSSL が使用されている際、X.509 証明書の subject の Common Name (CN) フィールドのドメイン名を適切に確認しないため、SSL サーバになりすまされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.8 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Mutt
  • Mutt 1.5.16 および 1.5.19 未満

想定される影響

攻撃者により、任意の有効な証明書を介して、SSL サーバになりすまされる可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Mutt
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 暗号の問題(CWE-310) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2009-3766
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2009-3766
更新履歴

  • [2012年09月25日]
      掲載