【活用ガイド】

JVNDB-2009-005055

IBM Informix Client SDK および Informix Connect Runtime における整数オーバーフローの脆弱性

概要

IBM Informix Client SDK および Informix Connect Runtime の setnet32.exe は、巧妙に細工された HostList フィールドが発生するため、整数オーバーフローの脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 9.3 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


IBM
  • informix client sdk 3.0 および 3.50
  • informix connect runtime 3.x

想定される影響

第三者により、(1) HostSize フィールド、(2) ProtoSize フィールドおよび (3) ServerSize フィールドを介して、スタックベースのバッファオーバーフローが誘発され、任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

IBM
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 数値処理の問題(CWE-189) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2009-3691
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2009-3691
更新履歴

  • [2012年09月25日]
      掲載

公表日2009/10/13
登録日2012/09/25
最終更新日2012/09/25