【活用ガイド】

JVNDB-2009-004953

Horde Application Framework などの form ライブラリにおける PHP コードを実行される脆弱性

概要

Horde Application Framework、Groupware および Groupware Webmail Edition の form ライブラリには、アップロードプロセスの間に一時ファイル名を再利用するため、アドレスブックへの書き込みをされる、任意ファイルの上書きをされる、および PHP コードを実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Horde
  • application framework 3.2.5 未満の 3.2 および 3.3.5 未満の 3.3
  • Horde Groupware 1.1.6 未満の 1.1 および 1.2.4 未満の 1.2
  • Horde Groupware Webmail Edition 1.1.6 未満の 1.1 および 1.2.4 未満の 1.2

想定される影響

権限を持つ第三者により、巧妙に細工された Horde_Form_Type_image フォームフィールド要素を介して、アドレスブックへの書き込みをされる、任意ファイルの上書きをされる、および PHP コードを実行される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Horde
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報不足(CWE-noinfo) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2009-3236
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2009-3236
更新履歴

  • [2012年09月25日]
      掲載

公表日2009/09/17
登録日2012/09/25
最終更新日2012/09/25