【活用ガイド】

JVNDB-2009-004917

IBM TDS におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

IBM Tivoli Directory Server (TDS) には、(1) Windows 上で稼動する ibmslapd.exe デーモンおよび (2) Linux 上で稼動する管理サーバの ibmdiradm デーモンに関連する処理に不備があるため、サービス運用妨害 (NULL ポインタデリファレンスおよびデーモンクラッシュ) 状態となる脆弱性が存在します。
本脆弱性は、CVE-2006-0717 とは異なる脆弱性です。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.8 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


IBM
  • IBM Tivoli Directory Server 6.0

想定される影響

第三者により、サービス運用妨害 (NULL ポインタデリファレンスおよびデーモンクラッシュ) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

IBM
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報不足(CWE-noinfo) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2009-3089
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2009-3089
更新履歴

  • [2012年09月25日]
      掲載