【活用ガイド】

JVNDB-2009-004908

IO-Socket-SSL の証明書チェック機能における証明書のホスト名チェックを回避される脆弱性

概要

IO-Socket-SSL (IO::Socket::SSL) の証明書チェック機能の verify_hostname_of_cert 関数は、ワイルドカードが使用されていない際、ホスト名の接頭語のみを照合するため、証明書のホスト名チェックを回避される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


io-socket-ssl
  • io-socket-ssl 1.14 から 1.25

想定される影響

第三者により、証明書のホスト名チェックを回避される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

io-socket-ssl
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 暗号の問題(CWE-310) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2009-3024
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2009-3024
更新履歴

  • [2012年09月25日]
      掲載