【活用ガイド】

JVNDB-2009-004879

Linux kernel の drivers/parisc/eisa_eeprom.c における制限されたメモリにアクセスされる脆弱性

概要

Linux kernel の parisc isa-eeprom コンポーネント (drivers/parisc/eisa_eeprom.c) の eisa_eeprom_read 関数には、制限されたメモリにアクセスされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.8 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Linux
  • Linux Kernel 2.6.31-rc6 未満

想定される影響

ローカルユーザにより、ppos は正であると仮定するためチェックを回避した負の ppos 引数を介して、readb 関数内で範囲外の読み込み誘発され、制限されたメモリにアクセスされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Linux
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2009-2846
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2009-2846
更新履歴

  • [2012年09月25日]
      掲載