【活用ガイド】

JVNDB-2009-004733

Microsoft Internet Explorer 8 における 任意の Web スクリプトを実行される脆弱性

概要

Microsoft Internet Explorer 8 は、トップレベルのフレームが https を使用する場合に、https の Web ページの http コンテンツを検知する、および "HTTP-Intended-but-HTTPS-Loadable (HPIHSL) ページ" に関する処理に不備があるため、https サイトのコンテキストの任意の Web スクリプトを実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.8 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


マイクロソフト
  • Microsoft Internet Explorer 8 およびその他のバージョン
  • pocket internet explorer 8 およびその他のバージョン

想定される影響

中間攻撃者により、http サイト上でスクリプトファイルを参照する https iframe をインクルードされ、http ページを変更されることで、https サイトのコンテキストの任意の Web スクリプトを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

マイクロソフト
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な認証(CWE-287) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2009-2064
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2009-2064
更新履歴

  • [2012年09月25日]
      掲載