【活用ガイド】

JVNDB-2009-004731

Microsoft Internet Explorer における任意の Web スクリプトを実行される脆弱性

概要

Microsoft Internet Explorer は、プロキシサーバからの (1) 4xx または (2) 5xx CONNECT 応答で提供された文書のコンテキストを決定する HTTP Host ヘッダを使用するため、任意の Web スクリプトを実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.8 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


マイクロソフト
  • Microsoft Internet Explorer 8 未満

想定される影響

中間攻撃者により、CONNECT 応答を変更されることで、任意の Web スクリプトを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

マイクロソフト
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な認証(CWE-287) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2009-2057
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2009-2057
更新履歴

  • [2012年09月25日]
      掲載