【活用ガイド】

JVNDB-2009-004568

SUSE openSUSE などの open-iscsi における任意のファイルを上書きされる脆弱性

概要

SUSE openSUSE および SUSE Linux Enterprise (SLE) の open-iscsi の iscsi_discovery には、任意のファイルを上書きされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.4 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Novell
  • openSUSE 10.3 から 11.1
  • SUSE Linux 9.1 10 SP2 および 11

想定される影響

ローカルユーザにより、予測可能な名前を伴う不特定のテンポラリファイルに対するシンボリックリンク攻撃を介して、任意のファイルを上書きされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Novell
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リンク解釈の問題(CWE-59) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2009-1297
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2009-1297
更新履歴

  • [2012年09月25日]
      掲載

公表日2009/10/13
登録日2012/09/25
最終更新日2012/09/25