【活用ガイド】

JVNDB-2009-004553

OpenAFS のクライアントのキャッシュマネージャにおけるヒープベースのバッファオーバーフローの脆弱性

概要

Unix プラットフォーム上で稼動する OpenAFS のクライアントのキャッシュマネージャは、XDR 配列の使用に関する処理に不備があるため、ヒープベースのバッファオーバーフローの脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 10.0 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


OpenAFS
  • OpenAFS 1.0 から 1.4.8 および 1.5.0 から 1.5.58

想定される影響

第三者により、リクエストで指定されたより多くのデータを含む RX 応答を介して、サービス運用妨害 (システムクラッシュ) 状態にされる、または任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

OpenAFS
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2009-1251
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2009-1251
更新履歴

  • [2012年09月25日]
      掲載