【活用ガイド】

JVNDB-2009-004438

x86_64 Linux プラットフォーム用の Niels Provos Systrace におけるアクセス制限を回避される脆弱性

概要

x86_64 Linux プラットフォーム上で稼動する Niels Provos Systrace には、64 ビットプロセスのモニタリングで競合状態に関する不備があるため、アクセス制限を回避される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.2 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


Niels Provos
  • systrace 1.6f およびそれ以前

想定される影響

ローカルユーザにより、ポリシー準拠の 64 ビットのシステムコールと一致しないシステムコール番号を伴う 32 ビットのシステムコールを生成されることで、アクセス制限を回避される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Niels Provos
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2009-0343
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2009-0343
更新履歴

  • [2012年09月25日]
      掲載