JVNDB-2009-004425
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ISC BIND における証明書チェーンの検証を回避される脆弱性
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Internet Systems Consortium (ISC) BIND には、OpenSSL EVP_VerifyFinal 関数からのリターン値を適切にチェックしないため、証明書チェーンの検証を回避される脆弱性が存在します。
本脆弱性は、CVE-2008-5077 および CVE-2009-0025 と類似する脆弱性です。
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CVSS v3 による深刻度 基本値: 7.5 (重要) [NVD値]
- 攻撃元区分: ネットワーク
- 攻撃条件の複雑さ: 低
- 攻撃に必要な特権レベル: 不要
- 利用者の関与: 不要
- 影響の想定範囲: 変更なし
- 機密性への影響(C): 高
- 完全性への影響(I): なし
- 可用性への影響(A): なし
CVSS v2 による深刻度 基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
- 攻撃元区分: ネットワーク
- 攻撃条件の複雑さ: 低
- 攻撃前の認証要否: 不要
- 機密性への影響(C): 部分的
- 完全性への影響(I): なし
- 可用性への影響(A): なし
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ISC, Inc.
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第三者により、不正な形式の SSL/TLS 署名を介して、証明書チェーンの検証を回避される可能性があります。
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ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
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ISC, Inc.
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- 未チェックの戻り値(CWE-252) [NVD評価]
- 不正な証明書検証(CWE-295) [NVD評価]
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- CVE-2009-0265
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- National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2009-0265
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- [2012年09月25日]
掲載
- [2024年03月01日]
CVSS による深刻度:内容を更新
CWE による脆弱性タイプ一覧:内容を更新
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