【活用ガイド】

JVNDB-2009-004412

libcrypt-openssl-dsa-perl における証明書チェーンの検証を回避される脆弱性

概要

libcrypt-openssl-dsa-perl は、OpenSSL DSA_verify および DSA_do_verify 関数からのリターン値を適切にチェックしないため、証明書チェーンの検証を回避される脆弱性が存在します。
本脆弱性は、CVE-2008-5077 と類似する脆弱性です。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


perl-openssl
  • libcrypt-openssl-dsa-perl

想定される影響

第三者により、不正な形式の SSL/TLS 署名を介して、証明書チェーンの検証を回避される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

perl-openssl
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な認証(CWE-287) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2009-0129
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2009-0129
更新履歴

  • [2012年09月25日]
      掲載

公表日2009/01/11
登録日2012/09/25
最終更新日2012/09/25