【活用ガイド】

JVNDB-2009-004021

Google Chrome で使用される WebKit における重要な情報を取得される脆弱性

概要

Google Chrome で使用される WebKit は、ディレクトリと一致する file:/// URL に対する XMLHttpRequest へのレスポンス内にディレクトリ一覧ページを表示するため、重要な情報を取得される、またはその他の影響を受ける脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Google
  • Google Chrome 4.0.249.78 未満
アップル
  • WebKit r51295 未満

想定される影響

攻撃者により、妙に細工されたローカル HTML ドキュメントを介して、重要な情報を取得される、またはその他の影響を受ける可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Google アップル
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報漏えい(CWE-200) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2010-0656
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2010-0656
更新履歴

  • [2012年06月26日]
      掲載