【活用ガイド】

JVNDB-2009-003785

BackupPC の CgiUserConfigEdit における重要なファイルを読み書きされる脆弱性

概要

BackupPC の CgiUserConfigEdit は、SSH 鍵および Rsync がマルチユーザ環境下で使用される際、ClientNameAlias 関数からユーザ制限をしないため、重要なファイルを読み書きされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 8.5 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


Craig Barratt
  • BackupPC 3.1.0

想定される影響

リモート認証されたユーザにより、別システムと合致するように ClientNameAlias を変更後、バックアップまたは修復を開始されることで、重要なファイルを読み書きされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Craig Barratt
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2009-3369
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2009-3369
更新履歴

  • [2012年06月26日]
      掲載

公表日2009/09/24
登録日2012/06/26
最終更新日2012/06/26