【活用ガイド】

JVNDB-2009-003591

Asterisk Open Source の IAX2 プロトコル実装におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Asterisk Open Source、Business Edition および s800i の IAX2 プロトコル実装には、サービス運用妨害 (呼び出し番号の枯渇) 状態となる脆弱性が存在します。
本問題は、CVE-2008-3263 に関連しています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.8 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


Digium
  • Asterisk Business Edition の B.2.5.10 未満の B.x.x、C.2.4.3 未満の C.2.4.3、C.3.1.1 未満の C.3.x
  • Asterisk Open Source 1.2.35 未満の 1.2.x、1.4.26.2 未満の 1.4.x、1.6.0.15 未満の 1.6.0.x、1.6.1.6 未満の 1.6.1.x
  • Appliance S800i 1.3.0.3 未満の 1.3.x

想定される影響

第三者により、膨大な IAX2 メッセージ交換を開始されることで、サービス運用妨害 (呼び出し番号の枯渇) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Digium
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2009-2346
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2009-2346
更新履歴

  • [2012年06月26日]
      掲載

公表日2009/09/08
登録日2012/06/26
最終更新日2012/06/26