【活用ガイド】

JVNDB-2009-003446

複数の F-Secure アンチウイルス製品におけるマルウェアの検知を回避される脆弱性

概要

Anti-Virus for Microsoft Exchange、Internet Gatekeeper、Internet Security、Anti-Virus、および Client Security を含む複数の F-Secure アンチウイルス製品には、マルウェアの検知を回避される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.8 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


エフ・セキュア
  • F-Secure Anti-Virus Microsoft Exchange 版 7.10 およびそれ以前、および 2009 およびそれ以前
  • F-Secure Client Security 8.0 およびそれ以前
  • F-Secure Internet Gatekeeper Windows 版 6.61 およびそれ以前、Linux 版 2.16 およびそれ以前
  • F-Secure Internet Security 2009 およびそれ以前

想定される影響

第三者により、(1) 巧妙に細工された ZIP アーカイブおよび (2) 巧妙に細工された RAR アーカイブを介して、マルウェアの検知を回避される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

エフ・セキュア
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報不足(CWE-noinfo) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2009-1782
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2009-1782
更新履歴

  • [2012年06月26日]
      掲載