【活用ガイド】

JVNDB-2009-003415

Evolution の Mailer コンポーネントにおける重要な情報を取得される脆弱性

概要

Evolution の Mailer コンポーネントには、ローカルメールに関する .evolution ディレクトリ、および .evolution/ 配下の特定のディレクトリおよびファイルに対して、world-readable パーミッション (誰でも読み取り可能な権限) を使用するため、重要な情報を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 2.1 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


GNOME Project
  • Evolution 2.26.1 およびそれ以前

想定される影響

ローカルユーザにより、特定のディレクトリおよびファイルを読まれることで、重要な情報を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

GNOME Project
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2009-1631
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2009-1631
更新履歴

  • [2012年06月26日]
      掲載