【活用ガイド】

JVNDB-2009-003396

Debian GNU/Linux などの製品で使用される xvfb-run における権限を取得される脆弱性

概要

Debian GNU/Linux、Ubuntu、Fedora 10、およびその他のオペレーティングシステムの xvfb-run は、コマンドライン上にマジッククッキー (MCOOKIE) を配置するため、権限を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.6 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


branden robinson
  • xvfb-run 1.6.1
Canonical
  • Linux
Debian
  • Debian GNU/Linux 3.0 
レッドハット
  • fedora 10

想定される影響

ローカルユーザにより、プロセスおよび引数を一覧にされることで、権限を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Canonical Debian レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2009-1573
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2009-1573
更新履歴

  • [2012年06月26日]
      掲載

公表日2009/05/06
登録日2012/06/26
最終更新日2012/06/26