【活用ガイド】

JVNDB-2009-003376

ATEN KH1516i IP KVM スイッチにおけるクッキーを取得される脆弱性

概要

ATEN KH1516i IP KVM スイッチおよび KN9116 IP KVM スイッチには、以下の脆弱性が存在します。
(1) マウスイベントを暗号化しないため、スイッチと接続しているマシン上のマウス操作を実行される脆弱性
(2) https セッション内のセッションクッキーのセキュリティフラグを設定しないため、クッキー取得される脆弱性
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.6 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


aten
  • kh1516i ip kvm switch firmware 1.0.063
  • kn9116 ip kvm switch firmware 1.1.104

想定される影響

以下の可能性があります。
(1) 中間者攻撃 (man-in-the-middle attack) により、ネットワークトラフィックを挿入されることで、スイッチと接続しているマシン上のマウス操作を実行される可能性
(2) 第三者により、http セッション内で送信を傍受されることで、クッキーを取得される可能性
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

aten
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 暗号の問題(CWE-310) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2009-1474
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2009-1474
更新履歴

  • [2012年06月26日]
      掲載