【活用ガイド】

JVNDB-2009-003359

GnuTLS の gnutls-cli における有効化前の証明書を承認される脆弱性

概要

GnuTLS の gnutls-cli は、X.509 証明書のアクティベーションおよび有効期限を確認しないため、(1) 有効化前または (2) 無効化された証明書を承認される脆弱性が存在します。
本問題は、(a) Exim、(b) OpenLDAP および (c) libsoup で使用される libgnutls_x509 の lib/x509/verify.c の _gnutls_x509_verify_certificate 関数の時間チェックの欠落があるための問題です。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


GNU Project
  • GnuTLS 2.6.6 未満

想定される影響

第三者により、(1) 有効化前または (2) 無効化された証明書を承認される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

GNU Project
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 暗号の問題(CWE-310) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2009-1417
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2009-1417
更新履歴

  • [2012年06月26日]
      掲載