【活用ガイド】

JVNDB-2009-003295

XAMPP におけるアクセス権を取得される脆弱性

概要

XAMPP は、安全でないパスワードで複数のパッケージをインストールするため、アクセス権を取得される脆弱性が存在します。
この問題は、当初 DFLabs PTK の問題として報告されましたが、XAMPP 環境でインストールされる全製品に影響し、個別の製品の問題ではありません。
DFLabs では、PTK は「インタネットへの接続がない環境」での使用を前提にしていると述べています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.5 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Apache Friends
  • XAMPP

想定される影響

第三者により、以下を介して、アクセス権を取得される可能性があります。
(1) ProFTPD インストールに含まれるアカウント名「nobody」のデフォルトパスワード「lampp」
(2) MySQL インストールに含まれるアカウント名「root」のデフォルトパスワードは空白
(3) phpMyAdmin インストールに含まれるアカウント名「pma」のデフォルトパスワードは空白
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Apache Friends
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 証明書・パスワードの管理(CWE-255) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2009-0919
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2009-0919
更新履歴

  • [2012年06月26日]
      掲載