【活用ガイド】

JVNDB-2009-003290

Asterisk Open Source の SIP チャネルドライバにおけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

ペダンチックオプションが有効になっている Asterisk Open Source および Asterisk Business Edition の SIP チャネルドライバには、サービス運用妨害 (クラッシュ) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 3.5 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Digium
  • Asterisk Open Source 1.4.22、1.4.23、1.4.23.1、1.6.0.6 未満の 1.6.0、1.6.1.0-rc2 未満の 1.6.1、および Business Edition の C.2.3

想定される影響

リモート認証されたユーザにより、ヘッダがない SIP INVITE リクエストを介して、(1) sip_uri_headers_cmp 関数および (2) sip_uri_params_cmp 関数の NULL ポインタデリファレンスを誘発される、およびサービス運用妨害 (クラッシュ) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Digium
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2009-0871
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2009-0871
更新履歴

  • [2012年06月26日]
      掲載