【活用ガイド】

JVNDB-2009-003205

Fail2ban の filter.d/wuftpd.conf におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Fail2ban の filter.d/wuftpd.conf は、誤った正規表現を使用するため、サービス運用妨害 (強制認証の失敗) 状態となる脆弱性が存在します。
本脆弱性は、CVE-2007-4321 とは異なる脆弱性です。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Fail2ban
  • Fail2ban 0.8.3

想定される影響

第三者により、IP アドレスに解釈されるサブストリングを含む巧妙に細工された逆引き DNS 名 (rhost) 入力を介して、サービス運用妨害 (強制認証の失敗) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Fail2ban
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な認証(CWE-287) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2009-0362
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2009-0362
更新履歴

  • [2012年06月26日]
      掲載