【活用ガイド】

JVNDB-2009-002784

Csound の VST プラグインにおける任意のコードを実行される脆弱性

概要

Csound の (1) "Python スクリプティングを伴う VST プラグイン"、および (2) "Python にスコアを書き込む VST プラグイン" には、検索パスの不備があるため、任意のコードを実行される脆弱性が存在します。
本脆弱性は、PySys_SetArgv 関数 (CVE-2008-5983) 内の脆弱性に関連します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.9 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


Csound
  • Csound 5.08.2 およびその他のバージョン

想定される影響

ローカルユーザにより、カレントワーキングディレクトリ内のトロイの木馬 Python ファイルを介して、任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Csound
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2008-5986
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2008-5986
更新履歴

  • [2012年06月26日]
      掲載

公表日2009/01/28
登録日2012/06/26
最終更新日2012/06/26