【活用ガイド】

JVNDB-2009-002688

ISC DHCP の dhcpd におけるサービス運用妨害 (デーモンクラッシュ) の脆弱性

概要

ISC DHCP の dhcpd には、dhcp-client-identifier および hardware ethernet configuration settings を両方使用している際、サービス運用妨害 (デーモンクラッシュ) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


ISC, Inc.
  • ISC DHCP 3.1.3 およびそれ以前
  • ISC DHCP 4.0.2b2 およびそれ以前
  • ISC DHCP 4.1.1b2 およびそれ以前
ターボリナックス
  • Turbolinux Appliance Server 3.0 (x64) 
  • Turbolinux Appliance Server 3.0  
  • Turbolinux Appliance Server 2.0  (延長メンテナンス)
  • Turbolinux Server 11 (x64) 
  • Turbolinux Server 11  
  • Turbolinux Server 10 (x64) (延長メンテナンス)
  • Turbolinux Server 10  (延長メンテナンス)

想定される影響

第三者により、サービス運用妨害 (デーモンクラッシュ) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

ISC, Inc. ターボリナックス
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 環境設定(CWE-16) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2009-1892
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2009-1892
  2. SecurityFocus : 35669
  3. ISS X-Force Database : 51717
更新履歴

  • [2011年06月28日]
      掲載