【活用ガイド】

JVNDB-2009-002665

Cisco Wireless LAN Controller の管理用 Web インターフェースにおけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

複数の Cisco 製品にて使用される Cisco Wireless LAN Controller (WLC) の管理用 Web インターフェースには、サービス運用妨害 (DoS) 状態となる脆弱性が存在します。
本問題は、Bug ID:CSCsx03715 の問題です。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.8 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco Wireless LAN Controller 3.2.215.0 未満
  • Cisco Wireless LAN Controller 4.2.207.0 未満
  • Cisco Wireless LAN Controller 5.2.193.0 未満
  • Cisco Wireless LAN Controller 6.0.182.0 未満

想定される影響

第三者により、HTTP または HTTPS 認証リクエストへの不正な形式のレスポンスを介して、サービス運用妨害 (DoS) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リソース管理の問題(CWE-399) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2009-1164
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2009-1164
更新履歴

  • [2011年06月09日]
      掲載