【活用ガイド】

JVNDB-2009-002636

Android の PackageManagerService クラスにおけるアプリケーションのデータにアクセスされる脆弱性

概要

Android の services/java/com/android/server/PackageManagerService.java 内にある PackageManagerService クラスは、アプリケーションのインストレール時に、sharedUserId リクエスト処理を行う際、デベロッパーの証明書を適切にチェックしないため、アプリケーションのデータにアクセスされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Google
  • Android 1.5

想定される影響

リモート認証された攻撃者により、任意のアプリケーションを付与されている共有ユーザーの ID を特定するパッケージの作成を介して、アプリケーションのデータにアクセスされる可能性があります。
対策

ベンダ情報及び参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Google
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な認証(CWE-287) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2009-1754
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2009-1754
更新履歴

  • [2011年02月23日]
      掲載

公表日2009/05/26
登録日2011/02/23
最終更新日2011/02/23